双極性Ⅱ型障害とCFS~病気を抱えてぼちぼち生きる!

仕事・結婚・出産・子育てと仕事の両立・・・と走り続けていたら、40代になって急に動けない体になってしまいました。

仕事を辞めました

何とか頑張ったこの2か月間。やはりダウンしてしまいました。

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繰り返す咽喉と気管支の炎症。抜けない疲労。薬漬けの日々。とうとう寝込んですぐに回復出来なくなりました。

 

ある程度予想はしていましたが、やはり前回と同様に仕事開始から2か月程度で体調が急激に悪化し、仕事を中途半端に辞めざるを得なくなりました。

 

ひょっとしたら、今回は何とか乗り切れるのではないか?

前回と違って服薬も毎日しているし、無理をしないようセーブもしているし、この秋さえやり過ごせれば・・・と考えていたのですが、やはり甘かったようです。

 

でも不思議とショックを受け流している自分がいました。

 

心のどこかでこうなることは分かっていたような気もします。分かっていてもあえて挑戦してみたかった。最後のあがきというか、元気だった頃の自分との決別の儀式として、ごく普通の仕事をもう一度だけ全うしたかったのかも知れない。

 

本来こうありたかった自分。こうなるべく努力してきたはずの自分。

そんな自分に心底戻りたかった。可能ならば、もう一度。

 

子育てしながら、自分の技能を活かした職場で働き、幸せな家庭を築く夢を実現したかった。初めは成功していたように思えた自分。数年前には確かに存在していた自分。

 

でも今は、どんなに望んでも体も脳もついてこない。情けなくても、哀しくても、諦めざるを得ない自分がいる。それが現実。気がついたら、涙が溢れていました。

 

全てを失ったわけでは決してないけれど、昔の私は40歳のあの日に一度死んでしまったのだと、ようやく悟りました。これからは、残された力を上手く使って、新しい自分を生み出さなければならないのだと。

 

頭では理解していたことだけれど、どうしても感情的に受け入れられなかった現実。

ようやく自分を縛っていた過去の亡霊と決別し、新しい一歩を踏み出す気持ちへと心が向かい始めたように思います。

 

今はまだ車の運転も再開出来ません。自転車はようやく乗れるまでに回復しましたが、近所へ買物に出かけるだけで、すぐに気分が悪くなってしまいます。

 

両足が妙にだるくて、座っていてもベッドで横たわっていても気持ちが悪く、長い時間は立っていられません。

でも、薬の助けを借りながら、出来る範囲で家事をして、こうしてPCに向える程度にはなってきました。

 

これからは自宅で出来る仕事や、旦那のビジネスを手伝いながら、少しずつやれる範囲を拡げていきたいと思っています。無理せず、ぼちぼちと。

 

取りあえず物は食べられるし、家族は元気だし、猫はかわいいし、自分の体も何とか動いている。空は秋晴れで、月を見て綺麗だと感じ、音楽が聴けて本も読める。

 

それだけでも本当にありがたく、幸せなことだと感謝したい。

もうすぐハロウィーン。仮装はしないけれど、自宅を少しばかりデコレーションして、楽しみたいです。

日々ささやかな喜びや幸せや楽しみを、拾い集めて生きていきたいですね。

良く見れば結構落ちているものですよ(笑)。

 

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