ここまで辿り着いて下さった方々へ
このブログに辿り着き、ご縁があって最後まで読んで下さった方々へ。本当にありがとうございました。
元々自分の身に起きた事を記録しようと始めた備忘録のようなブログでした。読んでいただいた方々にとって何か少しでも参考になれば幸いです。
2024年2月現在、私はまだどっこい生きています。
現在の体調は波がありつつぼちぼちです
年齢もついに50歳を越え、もはや体調の悪さは病気のせいか、それとも加齢のせいか、分からなくなってきました。相変わらず服薬を続けながら毎日を過ごしています。
ただ、以前はパソコン画面にキーボードで文字を打ちながらこのブログを書いていましたが、今はタブレット画面で右手の中指一本だけ使って書いています。
2ヶ月程前から左手指の第二関節が小指から順に痛み始め、曲げることも伸ばすことも難しくなり、親指と人差し指以外はほぼ使えなくなりました。
右手の小指も痛み始めているので、右手まで使い物にならなくなったらどうしようと不安な日々です。
当たり前のように、両手でキーボードを打てていたのはとても有難く幸せな事だったんだなあ〜と、今更ながら実感しています。
あちこち壊れてばかりの身体で、日によってどう転ぶか分からない体調で、誰よりも当たり前の尊さを理解していたはずなのに。
人間は忘れっぽい生き物ですね。
現在は、双極性障害として障害者手帳二級を所持し、障害年金を受給しています。外出時は薬とヘルプマークを忘れずに持ち、ほぼ自宅と周辺の通院と買物程度の生活範囲で過ごしています。
調子の良い時は近隣の街まで出かけたりもしますが、毎日朝起きてみないと体調の整い具合は分かりません。
調子が良い日でもなぜか急にしんどくなったりします。こればっかりは自分でコントロール出来ません。不安感や緊張が続くのが一番良くないため、なるべく物理的にも精神的にも負担がかからない生活を心がけています。
一旦悪化した体調を回復させるのにトリプタノールを服用していて非常に良く効いたのですが、薬価が安すぎて採算が取れないという理由で製造中止になってしまいました。服用を継続したかったのに残念無念です。
良い薬は古くても製造し続けて欲しいです。うつ症状以外にも様々な効果があって慢性的な疼痛を和らげる効果もあったようです。
現在服用中の薬は、朝にサインバルタ(デュロキセチン)とワイパックス、就寝前にテトラミドとプロチゾラム(睡眠薬)で、焦燥感が強かったりテンションが上がり過ぎた時は、都度デパケン200mgを頓服薬として使用しています。
今は比較的良好な体調を維持出来ているので、このまま継続して様子見です。運動不足をなんとかしようと、体操や軽い筋トレ、ウォーキング等試みていますが、腰痛がひどくて歩けなくなったりなかなか思うようにはいかないですね。
何事も焦らずぼちぼちで、出来ない事より出来た事を数えて喜ぼうと心がけています。それでも自分自身にイラついて自暴自棄な気分になる事もしばしばです。
一度は別れた家族の再建中です
色々あって離婚し別居していた夫と、今は再度同居中です。
私が一時期食事がほとんど取れない状態に陥った時、驚く位献身的にサポートしてくれた経緯と、経済的な事情もあって息子が大学入学後は3人家族で暮らしています。
過去の何もかもを忘れられた訳ではありませんが、何か緊急事態が起きた時にはやはり家族のサポートが欠かせないと実感しました。両親も年老いて介護や入院等で私がサポートしなければならない年齢ですし、頼れる人や相談先は複数持っておかなければと思っています。
頭と体が思うように動くうちに、行きたい所へ行き、会いたい人達に会って話し、伝えたい事を伝えられる状態の間に伝えておきたい。今はそう考えながら断捨離しつつ、エンディングノートを作成しようと考え中です。
先の事は思い悩んでも仕方がないので、日々を少しでも楽しく笑って過ごしたいですね。
私の拙いブログを読んで下さった皆さんに感謝です。
私と同様に、或いはそれ以上に日々辛い痛みや苦しさ、精神的な辛さ、動けない身体を抱えて、どうすれば良いのか途方にくれている方々もきっと多いでしょう。
簡単な解決策も万能の薬もありません。医者もあてにはなりません。結局自分で自分を癒していくしかないのでしょう。
薬はその助けにはなりますが、直すのも悪化させるのも自分次第だと思うようにしています。
決して1人で苦しみを抱え込まないで下さい。
何もかもが嫌になっても、何か自分を繋ぎ止める錨(アンカー)を、ささやかでも一つでも見つけるようにして下さいね。
毎朝目覚める時に、今日こそは調子が良くなっているだろうと願いながら起き、今日もダメかと思う事の繰り返しでも。
今日一日を懸命に、出来る限り心楽しく生きましょう。
時折襲いくる強烈な不安や悪夢や、全てが無味乾燥になる恐怖と闘いながら。何とか明日も生き延びましょう。
人生はいつ終わるか分からないけど、それでも続いていくのだから。せめて自分にも人にも優しく、日々ささやかな幸せを感じられる様に、過ごしていきたいと思います。