仕事を始めて3週間が経ちました。体調不良の日もありますが、何とか続けています。
今日、出張から戻りました。何とかやり遂げられたことが、ささやかな自信になりました。
今でも信じられない気持ちです。
記録を読み返していたら、5月頃は体調も精神的にもボロボロで、泣き言ばかり言っていたのに。
もう二度と普通に働くことは無理な体になってしまったと、絶望していたのに。
決して問題が無くなった訳ではありません。
今も服薬を続けていますし、精神安定剤はお守り代わりに常時携帯しています。
正直、鎮痛剤を飲まないと動けない日がまだ続いています。
でも、こうして普通に外出して、毎日通勤して、仕事が出来ている。
子供のお弁当を作って、家事をして、本が読めて、音楽が聴ける。
紅茶を飲んでおいしいと感じられる。大好きなお酒もちょっぴりなら飲める。
車が運転出来て、電車にも普通に乗れる。買物に行ける。友人とも会える。
朝起きて体を動かすことが出来る。毎日ではなくても夜ぐっすり眠れる日がある。
こうして列記してみると、健康な頃には全て当り前に出来ていた事ばかり。
でも、今の私には、全てが奇跡。
死んでしまいたいと思った夜が何度も何度もあったけれど、今日まで生き延びてこられて良かった。
生きてさえいれば、たとえ僅かなひと時でも、一瞬でも、「ああ、生きていることも案外悪くないな」と、思える日があるから。
また明日には絶望の淵に落とされているかもしれないけれど。それでも。
今日は、生きていて良かったと思える。素直に、身の回りの全てに感謝出来る自分がいる。
私を見捨てずに支えてくれた家族。旦那、息子、猫、両親とそして変わらずに付き合ってくれる友人達。
何かあれば心配して、私の為に、忙しい時間と心のエネルギーを割いてくれる人達。
ありがとう。本当に、どうもありがとう。
皆のおかげで生かされて、いまこうして文章を綴ることが出来ています。
明日のことは分からないし、思い悩んでも仕方がない。
ただ今日一日を切に、少しでも自分も周りも幸せにして、生きていきたいと願う。
未熟な自分を、過去のトラウマから逃れられない自分を、弱い自分を、愚かな自分を、それでも全て肯定して、生きていきたいと心から願う。
たとえ今、光を見失って生きているとしても、倒れて蹴つまづいてばかりでも,
傷だらけになったとしても、取りあえずもう一度ふらふらと立ち上がって、広い空が見たいと思う。
人より多く転んだからこそ、地面に咲く小さな野草の花の美しさに気付くことが出来る自分がいる。痛みを抱えてどうしようもない自分と闘いながら生きている人の気持ちが、少しでも理解できる。
今日も、このブログを選んで読んで下さってどうもありがとう。
不定期更新ですが、書き続けている限り、何とか生きていると思っていて下さい。
明日も一日何とか乗り切りましょう。きっと昨日と違う何かが見える日が来ることを信じて。