双極性Ⅱ型障害とCFS~病気を抱えてぼちぼち生きる!

仕事・結婚・出産・子育てと仕事の両立・・・と走り続けていたら、40代になって急に動けない体になってしまいました。

人生の断捨離とリセット

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琵琶湖の朝焼け

別居して2年。正式離婚から4ヶ月が経ちました。

息子と猫との2人+1匹暮らしにもすっかり慣れ、基本的には穏やかでゆっくりした時間を過ごせています。

とはいえ、息子は高校3年生。大学受験に向けて課題が山積みの夏休みに突入し、夜遅くまで机に向かっています。

何といっても一番厳しいのは経済面!離婚したことで、障害年金の「夫」の加算額が無くなって来月から減額されますし、息子の受験に関わる費用全般もかなりの負担増で、とうとう余剰分の貯蓄はほぼ、底を尽きかけているといった状態です。

 

私の体調と精神状態は日によって、一日の中でも時間帯によって、振れ幅が大きく変動します。調子に乗って呟いたり、いつもは出来ない家事やPC作業をやり過ぎたり、ちょっと外出して用事を片づけたりするだけで、後になって時間差でどーーーん!とエネルギーがダウンし、尋常でない眠気に襲われて眠り込んでしまうことも多々あったりします...。

 

薬の変更と担当医(病院)を変更するかどうかの選択

 

メインの薬であるデパケン(パルプロ酸)に加えて処方されていた抗うつ薬が、『SNRIイフェクサーから、NaSSAのミルタザピン(リフレックス)に変更』されました。イフェクサーは一切服薬を止め、ミルタザピンに切り替えて、まずは一番少量から服薬を開始。

体質に合うか、副作用は出ないか等、慎重に様子を見ているところなのですが、尋常じゃない眠気に襲われて過眠気味になったり、左脚が急に足首がパンパンになる程浮腫み出したり、右足も少し浮腫んで甲に水疱ができたりと、ちょっと心配です。

 

全てが副作用のせいかどうかは分かりませんが、血圧も上昇するようで、元々高血圧の薬を常用している私は、服用後気分が悪くなったりもした為ちょっと継続するのが怖くなって、次の診察まで一旦新薬の服用はストップしています。

もしくは1錠を半分に割って飲んでみたりもしています。

 

デパケンを朝食後に2錠(100㎎×2)と、ワイパックスを0.5㎎服用し、ミルタザピンに代えて夕食後にデパケンを1錠(+ミルタザピン半錠の日も)追加服用。「加味逍遙散」を毎食前に一包。頭痛が酷かったり、心身が余りにも動かない、働かない時には鎮痛剤(市販薬)やワイパックスを頓服的に使用。これで無理しなければ、ある程度の体調維持(低空飛行ではありますが・・・)が出来るのではないかと、検証中です。

 

ミルタザピンの副作用としての強烈な眠気は、だいたい服用から3日程度で収まる事が多いとネット情報では出ていたりするのですが。

まあ、体質体調も異なりますし、併用する安定剤との飲み合わせや服薬量にも左右されるのかな?と、今は手探りで落ち着き所を探しながらやっています。

 

ちなみにサインバルタイフェクサーSNRIのお薬を服薬していた間、ずっと悩まされていたひどい便秘からは薬を止めてすぐに解放され、むしろ軟便が続いて困っていたりしています。

腸と脳は密接な関りがあり、免疫にも腸が深く影響しているという最新研究結果もあるようなので、体力の底上げと同時に「脳活」だけでなく「腸活」が大切と考え、玄米食その他色々と試しています。

 

また、個人的に思うところがあって、もう7年程お世話になっているクリニックから、別の病院と担当医への変更も一時は真剣に考え、実際に診察と説明を受けてきました。

 

若手の男性医師でしたが、初診ということもあり時間を取って丁寧に説明をして頂きました。現時点で私が受けられそうな療法(薬物治療以外)に関しても、知りたかったこと、疑問点など全て話してもらってすっきりしたことが、一番の収穫だったかも知れません。

 

今は従来の電気痙攣療法に加えて、TMS治療という磁気を利用した脳内への刺激療法が、大都市圏では始まっているようですが、保険診療適用外で一回の治療費が高価であることと、治療を受けて状態が良くなっても寛解状態が無条件で維持される訳ではない(薬物治療との併用、再発時には再度同治療が必要になる等)とのことでした。

 

私の場合は残念ながら、数年前に左椎骨の動脈解離と動脈瘤が形成された既往症の為、リスクを考えると、上記のような治療方法は推奨出来ないと言われました。

 

医者や薬が全てを治せる訳ではない。自分の治癒力上昇への一助と位置付けることが大事。

①出来る時に、出来る範囲の事を無理せず行い、出来なかったことを数えるのではなく、一つでも二つでも、出来たことを記録し、喜ぶこと。
②薬の効用、副作用にはどうしても個人差が出る。担当医と相談し、自分でも出来る限り調べ、最低量から慎重にスタートし、減薬も焦らずゆっくりやることが大事。

③毎日何か一つでもいいから、笑えることを探すこと。実際に声をあげて笑う事、大声で歌う、短時間でも外出することを心掛ける(うつ状態が最悪な時は無理しなくてもいい)。

④毎日好きな音楽を聴くこと。音楽好きの私には、結構これが良い薬になっている(これも音楽療法の一環か?)。もちろん一番状態が酷いときは音楽どころか、全ての音が耳障りになってしまうのだが...。

 

⑤家族関係・友人関係等、絶対的に繋がりを断ちたくない人のみに注力し、儀礼的あるいは惰性的に続いている関係は一旦リセットする覚悟を持つ。

自分と身近な家族相手にすら、注げるエネルギーが減少している現状では、余力を作っていく為にも多くを抱え込み過ぎないことが大事。

だが、取捨選択は非常に難しい。。。

 

一旦全ての重荷を降ろしてリセットすることを選択した以上、そのまま同じ状態を背負いなおしても無意味。今、自分が限られたことしか出来ない状態になったことを逆手に取り、「止む無く」人生や片付けられていない物や人間関係の断捨離を、ゆっくりぼちぼち、アリさんの歩みですが続けていこうと思っています。

 

連日猛暑ですので、アイスでも舐めながらボチボチと。

自分へのご褒美も忘れずに♪(*´▽`*)

これが一番大事ですね!

1歩進んで3歩下がる~♬・・・ってザリガニやんっ!後ろ向きに下がってるやんっ⁉って、息子と二人で笑いながらオリジナル365歩のマーチを実践する毎日なのでした。

 

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