双極性Ⅱ型障害とCFS~病気を抱えてぼちぼち生きる!

仕事・結婚・出産・子育てと仕事の両立・・・と走り続けていたら、40代になって急に動けない体になってしまいました。

生育環境はどれ位影響するのか?

昨日は、クリニックの受診日でした。先生は今後体調の様子を見ながら、徐々に気分安定薬デパケン(パルプロ酸)を処方の中心に切り替えていく方針だと言われました。

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私の幼年期~学生時代を振り返ると・・・

 

人間の脳は、母親の胎内にいる時から、既に母体の精神状態や体調の影響を受けている。例えば、妊娠中に母が不安やストレスを感じていると、ストレスホルモンのコルチゾールが過剰に分泌されて、胎児の脳にも影響を与えるという説もある。

 

双極性障害は、遺伝性もあるらしいが、少なくとも私の周囲の親族で、それらしき人はいなかった。

 

だが、父は本当の母親の姉にあたる人物に幼少期に養子に出され、少々複雑な育ち方をしたようである。そのせいか私の父は、気難しく神経質で完璧主義だった。

 

母は大らかなタイプだったが、明治生まれの舅と姑とは何かとそりが合わず、特に父を偏愛していた姑からは、かなり精神的なイジメを受けていたようである。

 

そんな中で長男である私の兄を生んでから、保育士の仕事と家庭の両立に奮闘していた母は、流産・死産を数度繰り返し、兄の誕生から6年後に生まれた私が、最後の希望だったらしい。

 

流産を防ぐために早期入院し、膣の出口をひもで縛り、何かとストレスや不安の多い入院生活を送っていたのではないかと思う。

 だとすると、胎児期から私は脳の発達期において、何らかの母体ストレスからの影響を受けていた可能性は大である。

 

当時育児休業制度など無く、私は0歳から保育園に預けられていた。

母の実家に預けられたり、親戚の家で過ごしたり。兄は歳が離れているので、私は独り遊びをすることも多かったが、決してそれが苦ではなかったように思う。

女の子より男の子と遊ぶ方が多かったし、兄の影響も大きかった。

 

物心ついたころから、ちょっと普通の女の子とは変わっていて、自分の世界みたいなものを持っていた。ピンク色もヒラヒラドレスも興味無く、怪獣で遊んでいた。

本が大好きで、4歳にして百科事典を読んでいた、と母は言っていた。

「私の見たことのない字の本ってない?」とか、聞くような子供だったらしい。

 

4歳で川崎病という、当時は原因不明・治療法なしの全身の血管が炎症を起こす病気にかかる。それが今の脳障害に影響を及ぼしているのかどうかは、医者でないから分からない。

 

母曰く、手のかからない、育て易い子だったという。

だが、私は人見知りで内気で、幼稚園から既にトラウマを背負うという苦難の道を(笑)歩み始めるのである。(続く)

 


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