双極性Ⅱ型障害とCFS~病気を抱えてぼちぼち生きる!

仕事・結婚・出産・子育てと仕事の両立・・・と走り続けていたら、40代になって急に動けない体になってしまいました。

離婚が成立しました。季節は桜の咲く春へ。

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最後の最後まで迷った決断。でも前だけを向いて生きる為にリセットしました。

 

旦那と別居を開始してから、約1年と9か月。その間お互いに今後の家族の在り方や、これまでの関係性を見直す作業をしてきました。

 

ある時期は、もう一度やり直せるのではと思える日もありました。

しかし、冷静にこれまでの状況の推移と、今後も続く自分の障害(病気)との逃れられない格闘の日々を考えると、今の二人の状態では互いを支え切れず、共倒れになる危険性があると判断しました。

 

そして何よりも、4月から高3になり、受験を目前に控える息子の生活と精神の安定を、一番に考えてやりたい。ややこしい大人同士の揉め事を、これ以上長引かせて悪影響を与えたくなかったのです。

 離婚後の養育費など具体的な話はこれからです。自分の体調が持ってくれるかどうか、心もとない状態なのが一番の心配事です。

 

精神状態はこの8年弱で最悪。感情のコントロールが上手く出来ず、動けない日も。

 

通常の服薬に大きな変化はなく、イフェクサーSNRI)とデパケン(パルプロ酸)を中心に、不安感がまだまだ強いのでワイパックスを多めに処方してもらい、その時々の調子に応じて増減調整しています。

後は漢方薬の加味逍遙散や血圧の薬など。

 

 時々妙に衝動性というか、怒りや苛立ちがこみ上げてきて止められず、家の中で段ボールを破壊したり。些細な事で涙が止まらず、落ち込み、希死念慮が強まってしまうことも。その時々の体調や様子、抑えきれない気持ちをノートに書きなぐったりして、大体は気が収まるのですが、どうしようもない時は、薬を飲んで昼間でも寝てしまいます。全然食欲が湧かない時もあれば、気持ち悪い位過食気味の時も。
眠くて眠くて、何時間寝ても眠らずにいられない時もあります。

妙にテンション高くいられる時間はごく僅かで(それも服薬あっての一時的な気分上昇)、その後に返って反動から何も出来なくなってしまったりします。

 

40代も後半に差し掛かってくると、加齢のせいなのか、更年期障害なのか、それとも従来の病気や障害のせいなのか、もう何が何だか分からなくなってきます。

 

毎日常にどこかが痛み、どこかが不具合をきたし、少し状態が安定したかと思ったら、真逆の状態に落ち込む事の繰り返しで、以前よりも心身の状態の振れ幅が大きくなった気がします。

今は左肘が痛んで布巾も絞れない状態で、左腕全体が重だるく、肩から腕がドサッと千切れて落ちてしまいそうな感覚です。

レントゲンでは異常なし(相変わらず)なので、信頼できる先生のいる整骨院での施術と、最近は鍼を試してみています。

 

経済的に逼迫してきた事が、嫌でも不安と緊張感を高め、症状悪化に繋がっている気がします。

 

さすがに障害年金とこれまでの貯蓄だけでは、高校生の息子との2人暮らしを成り立たせるのは難しく、何度も可能な範囲で軽度のアルバイトやパートでの仕事を、近場で探しては試してみたのですが、どうしても体調が不安定で続けられないでいます。

昔はスーツを着て、名刺を持って、バリバリ責任ある仕事をこなしていたというのに、心底情けない話です。

 

夫は、別居を始めた(家を出て行った)のはお前達の方だから、別居期間中にかかった生活費及び養育費に関しては一切払わないし、払うお金もないというスタンスです。

それが嫌で困るならば、無条件降伏して家へ戻って来い、という態度です。

法律的には、婚姻中も離婚後も、家族の扶養義務は決して無くならないので、彼の発言は認められるものではないのですが、本人が納得して支払わないのであれば、裁判をするしかなくなってしまいます。

 

何はともあれ、息子の大学受験が無事に終わり、一人前に巣立っていくまでは、何としても今の暮らしと息子だけは守ろうと、固く決意をしているところです。

そのためにも、何とか心身が自由に動かせる力が、もう少しだけ欲しい。

日々祈る思いで眠りにつき、翌朝こそはましになっていることを期待して、動かない体と心を無理やり引きずり、薬で必死に底上げして安定させ、現実世界にギリギリ踏みとどまって対応しています。

 

弱り目に祟り目とはよく言ったもので、困難な時に限ってさらに弱った私を谷底へ追い落とすような出来事が襲ってきます。父や兄からの暴言(恐らく悪意はないのだろうが…)、信頼していた友人の手のひら返し、同級生や母替わりだった叔母の急死など・・・。

でも、困難な時だからこそ、暖かく支えてくれ、見守ってくれる友人や従妹たちもいます。どん底に落ちた時こそ、自分自身の人間性も、周囲の人間の本性も露わになり、試されている気がします。そう思えば、本当の味方が誰なのか、良く分かったという事で、かえって幸せなことかも知れませんね。

 

全国各地から、桜開花のニュースを耳にします。

日の出は早くなり、気温も太陽の暖かさも増してきました。

まだ寒の戻りはあり、気温差に自律神経が振り回される季節ではありますが、今年も列島中を薄桃色に染めながら、桜の花が咲き誇る姿を見られる事に感謝し、日向ぼっこに夢中な我が家の猫の、どんどん抜け始める冬毛と格闘しながら、一日を無事に過ごすことだけ考えて生きていきます。何事もぼちぼちが一番です!

 

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